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ぐ~の本音(by aiエナ)

ぐ~の本音(by aiエナ)

専門学校エナジー


俺の高校の不思議



俺の通ってた高校の数ある不思議をちょいと紹介します。(もう簡単に見れますね)




「其の壱 誓いの言葉」


 誓いの言葉・・・今考えても、どう考えてみても、宗教的行いだったとしか考えられない。誓いの言葉とは→「私たちは、父母のお陰で、勉学する機会を与えられたから、その期待に背かず、一生に一度しか来ないこの時を、無駄にすることなく、勉学と修養に励み、社会から喜ばれる人間になろう。」というある意味、、、
 これを、毎日朝礼の最後で各クラスごとにこの文を叫ぶ。明らかにおかしい。校舎中、いたる所からこの文章の叫び声が聞こえてくる。学校の近くに住んでいる人たちは、この変な行いごとに怯えていたに違いない。

 まぁ、↑誓いの言葉作成は許すとしよう(書いてあることはハズれてはいない。・・・と思うことが、もう洗脳されているのかも!!) 問題は、毎朝叫ぶこと。叫ばないと当然やり直し。其の弐で紹介するが、帰りのST時にも「黙想」する時間がある。






「其の弐 帰りの黙想」


 黙想て、、、仏教じゃん!!(でも我が高校は仏教とはなんら関係ない)
 
 授業が終わって、みんなが帰りの用意をし終わると、級長が「黙想!」と声をかける。そうするとクラス全員が黙想を始める。全員が黙想をしたのを確認すると、副級長が職員室にいる担任を呼びに行く。「其の三 職員室での対応」でも、取り上げるが、職員室に用があるときは→職員室のドアをノックし、

 「失礼します!!○年○組の○○ですが、○○先生お願い致します!」
 
 と、職員室前の廊下でまた叫ぶ。声が小さいと「やり直しだ」と言われ、またドアを閉め、ノックからやり直しさせられる。
 なんだかんだで、担任に帰りのST(会)が準備できたことを伝えると、副級長が教室に帰ってくる。5~10分経つと先生が教室にやってくる。其の間ずっと黙想。たまに20分位やらされていたときもあった。
 先生が教室きてからもまた2~5分は黙想を続け、先生の「はい、やめ」の合図と共に、黙想の時間は終了する。

 これは、何のためにあったのだろう?てか、何故帰りにやったのだろう?“帰宅することに集中しろ!”という意味だったのか??

 確か、小学校の頃にも帰りの会で黙想させられたときがあった。小学校の頃は落ち着きが無かったクラスだったので、それに対する処置だったの思うが、高校のときの黙想には理由が無かったように感じる。なんせ、黙想中に寝るやつがいるくらいなのだから。






「其の参 職員室での対応」


 これは、この学校で習った唯一社会に対応している行いだったのかもしれない。

 まずは、ドアを2回ちゃんとノック。速く叩いたり、音が小さすぎても大きすぎてもいけない。そのあと、ドアを開け、超、最強に大きい声で「失礼します!!」と言う。てか叫ぶ。
 この叫びがダメだと、ノックからやり直し。みなさん、一度や二度やり直せば許してくれると思っていらっしゃるかもしれないが、うちの学校に限ってそんなことは絶対無い。何回でも、何十回でもやり直しがある。やる気が無ければ何回でも再挑戦可能である。

 叫びが成功したら、やっと職員室に入れる。ここで注意は、ドアの閉め忘れ。。。入ってから閉めないと、また最初からやり直し。「閉めろよ」だけでは済まされない。
 職員室に入り、用事のある先生の右隣に行く。左隣だとこちらの話も、対応にも無視される。絶対右隣。立った後、また大声で「失礼します!」と叫ぶ。ここで失敗すると、大抵は「声が小さい!もう一回」と言いなおしだが、先生の機嫌が悪いと、もう話を聞いてくれない。 =その日は会話が不可能になる。なんともふざけた学校である。社会に出てもそんなことがあるのか??と疑問中の疑問である。

 「○年○組の○○ですが、○○先生、よろしいでしょうか?」と右隣で叫ぶ。先生が「なんだ?」といってくれた瞬間、やっと用事の内容が話せる。

 スムーズに行けば、ここまで5,6分の話だが、どこかの過程でつまづくと、10分以上かかる。俺が知っている限りでは、友達が最大20分かけていたこともある。用事の内容は1分もかからず伝えれる内容なのに・・・。

 次は、「高校の立地条件」について語りたい。






「其の四 学校の立地」


 駅から徒歩5分と行ったら、立地条件は「とても良い」というのが一般的なんだろう。

 しかし、“学校”というものが駅から徒歩5分の線路沿いにあるとしたら・・・。便利がさほど便利でなくなってくる。。。

 駅から徒歩5分の遠路沿い。+地盤が悪い。

 学校敷地内でどのようなことが起きるかと言うと、もう勘付かれた人もいるだろうが、とにかく電車の音がウルサイ。慣れるまで勉強に支障が出るくらいだ。5分に1回位のペースで電車が通過する。よくあんな環境で勉強していたと思う。
 それに、電車が通るたび、校舎が振動する。学校が建つ前は、その場所は釣堀だったらしく、非常に地盤が弱い。音だけならまだしも(いや、良くない)振動がプラスされる。絶好の不勉強環境である。

 なぜ、そんな場所に学校が建てれたのか未だに不思議だ。行政は何故OKを出したのか・・・。

 結構な町のはずなのに、学校の周りには人がいない。建物はあるが全て古い。行政によって土地開発が制限されている。などなどで、校舎がかなり傷んでいるのにも関わらず、新校舎が建てられない。
 僕が在学している間に、どうにか新校舎建設しようと学校側は考えていたらしいが、行政には勝てず、結局夏休みの間に、校舎内のリフォームだけに留まってしまった。

 などなど、駅の近くといえども、僕が住んでいる所よりなにかと不便なことが多く、決して立地が良いとはいえない場所に学校は建っているのである。
 そんな場所で是非勉強してみたい、自分がどこまで我慢できるか試してみたい方、受験されてみてはいかがですか?精神面はかなり強くなると思います。(鍛え過ぎて、ノイローゼになる可能性も十分あります)

 場所は探してみてください。探せないようでしたら、あなたはこの学校にはすでに向いてません。探せる根気も無いのですから。






「其の五 不気味な給食」


 フライ・・・フライ・・・フライ・・・。

 みなさん、毎日昼食がフライ定食だったどうおもいます?嬉しがる方も中にはいるかもしれませんね。でも、休日を除いて毎日です。さらに、使っている油は地上最低最悪の油。あんな油どこで仕入れているのかと思うくらいの油を大量に使用。腹の中で分解不可能に近いと思ってください。99%胃もたれ&下痢になると思ってください。そんな昼食、あなたは食べ続けることが出来ますか?

 僕は、その昼食を3年間続けてきました。毎日フライ定食。・・・まずい。時たま違うメニューかと思えば、味覚不明になるカレーが登場。食後はいつも気持ち悪くなりました。

 給食を作っている食堂は、実に食堂とは思えない不潔さをかもし出している。よく食中毒にならず3年間、乗り越えてきたなぁと、最近自分を褒めている。

 が、その給食のせいで、3年間続けて食べてきたお陰で、胃腸はかなり弱くなった。

 最近は健康ブームであります。そんな中、あのフライ定食メニューばかりを献立としていたあの学校、あの食堂は、成長期の僕たちをなんだと思っていたのか・・・。

 誓いの言葉にもある「一生に一度しか来ないこのときを・・・」をあの学校は本当に真剣に考えていたのだろうか?いや、100%考えていない。考えていたらあんな献立になるはずが無い。成長期にアルコール飲ませまくったのと同じくらい、不摂生だし、栄養過多(特に油分)だった。

 あの給食を食べた僕にとって、他の場所での食べ物は全ておいしい。まずいものがない。
 ・・・好き嫌いが強制的に無くなった。好き嫌いを無くすには荒療治になるが、ここの給食を3年間続けるといい。

 現在、大学の学食は不味くは無いです。みんなは「不味い」と言っていますが、僕から見ると「何のこれしき!」って感じですね。

ある意味、胃腸は強くなったのかもしれません。でも機能的には完全に弱りました。あの学校は本当に何をやってくるか分かりません。恐怖です。


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